10 Messages from Safra

10 Messages from Safra

気づいたら2年目のFall Quarterが終わってしまい、学生生活も残り1/3となってしまいました…。

今学期最後の授業は、前回の記事で取り上げたSafraのM&Aの授業でしたので、そこで最後にSafraが伝授してくれた”10 Messages”を共有しようと思います。

1. Dispose the Box

業界2位以降のプレーヤーが、業界トップと同じことをしていて勝てることは稀であり、何かしら従来とは異なる施策を打たなければいけない。
トップが転けることもあるかもしれないが、これを待っているのはナンセンス。
その状況を打開する為には、”Think Outside the Box”が大事だが、”Outside”どころか、”Dispose the Box”すべき。
Conventional Wisdomと対峙していく上では、抵抗勢力が出てくることは確実だが、勇気を持って戦わなければいけない。

2. Scale Matters

どんなビジネスだろうが、規模の経済は存在する。
多くの場合、業界トップと2位の差はこの規模であり、それこそが埋められない溝を作っている。
どんな経営者だろうと、規模を意識すべき。

3. Size and Scale are NOT the Same

しかし、”Size”と”Scale”は全くの別物であり、絶対に勘違いしてはいけない。
多くのM&Aの失敗の最大の要因はこの勘違いである。
その昔、OracleはSonyを買収することも可能だったが、OracleとSonyの事業は根本的に別物であり、買収したからといって、Oracleの製品、またはSonyの製品を多く売れるようになる訳でもなかった。
企業のサイズは、ビジネスのスケールとは異なるのだ。

4. If It Doesn’t Make Sense, It Doesn’t Make Sense

当たり前のことを言っているようだが、これを十分に理解し、行動に移せている人は多くない。
M&Aの交渉の場面に限らず、自分が今、何を伝えられているのかをしっかりと意識し、理解すべき。
綺麗なパワポや、自信に満ち溢れたプレゼンに騙されるな。
「分からない」と思ったら、絶対に質問しろ。
大体の場合、あなたが「分からない」と思っていることは、他の人も理解出来ていない。

5. Don’t Stand Still

慎重になりすぎていたら、競合に勝てる訳がない。
努力しなければ、事業はどこにも行かない。

6. Don’t Just Chase Fashion

しかし、「何かしなければ」と焦り、トレンドに流されることだけは避けろ。
自分のビジネスは、自分が一番理解しているはずである。
シナジーがあると確信がない中で、周りがやっているからという理由だけで舵を切るのは避けるべき。
時には、「何もしない」も立派な「行動」である。

7. If You Don’t Ask, You Don’t Get

交渉の基本だが、要求しなければ、それを得られる可能性は0である。
自分の中で「これは絶対に受け入れてもらえないだろう」と結論を出してしまうのはあまりにもったいない。
自分がほしいと思ったものは、とりあえず要求してみよう。

8. Just Because It Can Be Online, Doesn’t Mean It Should Be

メディアはあなたの友達ではない。
メディアとは絶対に友達にはなれない。
友達が欲しいのなら、犬を飼うべきだ。
自分の発言や投稿には気をつけよう。
“You’re one headline away from a very, very, bad day…”

9. Pick “Stupid” Over “Liar”

もし、あなたがミスを犯したのであれば、どれだけ自分がバカに映ろうが、ミスを認めるべき。
ミスは挽回出来るが、嘘をついた瞬間、あなたは「終わり」である。
ミスは認めよう。

10. It Is Never About Just You

ビジネスはチームスポーツである。チームが全て。
したがって、常に謙虚でいなければならない。
スティーブ・ジョブズだって、ラリー・エリソンだって、最大の功績は最高のチームを組成したことである。

 

この10個の教訓自体はとても基本的なお作法かもしれませんが、
こうしてたかが学生の為に毎週何時間も投資をしてくれるSafraの言葉だからこそ、
基礎の重要性を感じることが出来たと思います。

あと半年未満で卒業し、また社会に戻る自分にとっては身の引き締まる思いがする、とても良い授業だったな~。


最後の授業後にてSafraと記念撮影

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