著名経営者の方々との出会い。

著名経営者の方々との出会い。

7月から絶賛ニート生活謳歌中のGKです。

休職に入る直前は、「出国までゆるっと旅行に行ったり、長い間積んでしまっていた本を読んだりと、悠々自適な生活を送ろう…」と思っていたものの、蓋を開けてみたら毎日かなりバタバタしていて、読書どころじゃない生活に陥っている。

なんてことをほざいていると、毎日この酷暑の中で働いてる社会人の方々には殺されそうなので、備忘の為にもどのような活動に勤しんでいるかを記そうと思う。

この7月、最も優先してリソースを割いていたのは「著名経営者とのランチ」だろう。

著名経営者とのランチ

その名の通り、元BCG日本代表の御立尚資さん、経営共創基盤CEOの冨山和彦さん、元LIXILグループCEOの藤森義明さん、元ルイ・ヴィトンジャパンCEOの藤井清孝さん、DeNA代表取締役社長の南場智子さん(お会いした順)にそれぞれ2時間ほど頂戴し、直接様々なお話をお伺いするこの上ない機会を頂いた。(本当に皆様、お忙しい中有難うございます!!!)

「は?何でお前如きが?」と思われている方はその通りだと思います笑

勿論、この会は1対1で開いた訳ではなく、他のMBA合格者と合同で開催した。(というか便乗させてもらった…苦笑)

どうやらHBSの合格者は、例年渡米前にHBSの強いネットワークを活用して、著名なHBS卒業生に会いにいくツアーを開催しているらしく、今年もそれが企画されていた。

偶々、受験中に知り合った友人の多くが結果としてHBSに進学することになった繋がりで、幸いにもHBS進学者でないにも関わらず、その会に誘ってもらった。
ということで、急遽今年は「HBS/GSB合同開催」ということにしてもらい、各々のネットワークを活用して各セッションを設定させて頂いた。

それにしてもやはり、このHBSの圧倒的なネットワークは羨ましい限りだ…。

HBSのクラスサイズ900人に対して、スタンフォードGSBは400人弱であり、その分日本人も少ない。(直近は毎年4~5名程度、HBSは10~13名程度)
ましてや集まろうという意識があまりない自由人が多い為、中々プラットフォームになるような会が少ない。
とはいえ、個人でReach outすれば会ってくれる人が多いので、自ら動けばいい話だが!

そんなHBSの魅力に惹かれる日々だったので、MBA受験者は是非HBSも受けてほしいと思う!!


今回のランチで初めて訪れた入会金300万円のアメリカンクラブ。ひえ~~。

所感

と、他校をめちゃくちゃ推してしまったが笑、これらセッションを経て思ったことをちらほら…。
(他にも沢山あるので、気が向いたら追加します)

偉大な経営者は、必ず「人を惹き付ける人柄」を持ち合わせている

とにかくどのセッションもとんでもなく濃密で、こうして後日しっかりと消化しなければ十分に理解出来ない程のボリュームだった。

その中でも、自分が最も感銘を受けたのは、経営者の皆さんから共通して感じた「人を惹き付ける人柄」だ。

毎回、各セッションが始まるまでは参加メンバーは全員かなりビビっていたのだが、ゲストの皆さんは毎回一瞬で場を和ませてくれて、我々のどんな質問に対しても、ご自身の経験や視点を織り交ぜながら丁寧に答えてくれた。

経営においても、自分1人で目が届き・直接手を下せる範囲は限られている(南場さんは140名がマックスだったらしい)。
つまり、当然だがそれ以上の事業規模を目指す場合は、同僚や部下にどんどん権限委譲し、オペレーションを任せていかなければいけない。

任せていていく上で、経営者は旗振り役としてビジョンを明確に打ち出し、メンバーそれぞれのベクトルを同じ方向に向け、組織を動かしていく。
ただ、それはトップダウンの意思伝達だけでは不十分で、それぞれが「この人と働きたい」という想いがあってこそ機能すると思う

自分自身、このセッションのみならず、仕事を通しても多くの経営者の方々と仕事をさせて頂いたが、健康的に自走している企業は、経営者に言葉では言い表せない求心力を強く感じたし、それは従業員も同じように感じていた。

今回、お会いさせて頂いた方々には、僅か数時間のセッションではあったが、一瞬で心を掴まれてしまった。

例えば、南場さんは、休みなく毎日値落ちしてしまうまで働かれているらしいが、どんな仕事も今回のセッションも、全てが「採用」の為らしい。
だからこそ、採用の場には必ず南場さんが直接出て、マスコミも本当は注目なんてされたくないが積極的に活用し、「新卒が就職する時に親御さんが反対しないような企業」にする為、奮闘されてらっしゃる。
結局は、自分だけでは限界があり、志を共にする仲間がいてこそより大きなポジティブなインパクトを残せることを理解されているが為、全てのリソースを採用に割かれているのだ。

いやぁ~~、本当に皆さんのPassionと人柄に圧倒された。

「果たしてこの人徳のようなアセットは後天的に身につくものなのだろうか…」と非常に考えさせられた。

MBAが直接キャリアに活きる訳ではない

皆さん共通して仰っていたのは、「MBAで学んだ内容がキャリアにそのまま活きることはない」ということ。

冨山さん曰く、90年代前半であれば、まだDCFのようなバリュエーションのメソッドは一般的に知られておらず、MBAに情報の非対称性は存在していた。

しかし、今では例えばグロービスが出している「MBAシリーズ」に大体の内容が書いてあるように、ハードスキル面は留学せずとも得られる内容がほとんどだ。

基本的に、皆さん覚えていらっしゃるのは授業の内容ではなく、本気で取り組んだ課外活動だった。

国籍、年齢、職歴も全て異なる上下関係のない環境で、本気で事業プアンを考えたり、選挙活動をしたり、学芸会に取り組んだり、そのようなチームワークが、その後の個人的な繋がりや、カオスの中で決断していく決断力、そしてそれこそ「人を惹き付ける」リーダーシップに繋がったようだ。

自分はまだペーペーなので、ハードスキル面でも学ぶ部分は多いと思うので、こちらも全力で取り組まなければいけないが、様々な活動に積極的に取り組んでいこうと思う。

MBAは、「自分及び日本を測る”モノサシ”」

留学を経て、自分、そして日本がどこまでGlobally Competitiveかを等身大で測れるようになったという趣旨のコメントも多かった

当時は、一流の大学を出たピカピカのウォールストリートバンカーに対して、必要以上に恐怖心を覚えてしまう日本企業のマネジメントが多い中、実際にそのようなクラスメートと一緒に暮らし、一緒に学び、そして人によっては卒業後同様のキャリアを辿ることによって、まずそのようなプロフェッショナルの等身大の能力が分かるようになったという。(そして必ずしも彼らが凄い訳ではないことも知る)

それをベンチマークとし、自分がグローバル市場において、何が強みであり、どれだけの価値があるかを客観的に測れるようになったらしい。
それは個人ベースのみならず、日本という国が優れている点・劣っている点、または今後伸びしろがある点やない点を、全体感を持って理解出来るようになったとか。

色んなところで出てくる話ではあるが、やはり、その過程で如何に自分が日本について知らないかを痛感するらしい…。

自分はそもそも社会経験が短い、かつ、小中学校の義務教育期間を日本で過ごしていないので、コテンパンにされる姿が容易に想像できる…笑
出国するまであと1ヶ月程度なのに、勉強しなきゃいけないことは増えるばかりだな~~~と絶望するばかりだ…。

MBAは、「利害関係のない友人」を作れる人生最後のチャンス

意外にも「MBAなんて全く意味ない!」と言っている方でも、これだけはMBAの価値だと断言する。

利害関係で結ばれた関係は、自身の事業等が順調にいっている間はそれはそれで良いこともあるものの、「苦しいときには、みんな急に消えていく」
自分はまだ何か人に大きくContribute出来る何かがある訳ではないので、利害関係で結ばれた関係は少ないが、何十年も酸いも甘いも経験してきた経営者の方々から出るこの言葉は非常に重い

まだ留学生活が本格的に始まる前だが、同世代から本来であれば上司かもしれない年次の人まで、様々な業種のMBA(や、その他修士)留学生と、ただの普通の友達になれたのが一番の財産だと思う。
自分は仕事ばかりの社会人ライフを送ってきたこともあり、なかなか別の業種の人と話す機会もなかったが、受験を経て一気に公私共に視野が広がったと思う。
全員が全員とは言わないが、やはり「いや、もうどう頑張っても敵わねえよ…」と思わざるを得ない人も沢山いるし、そんな人と友達になり、それこそ「等身大に比較」出来ることはとても良い刺激になった。

留学前でここまで友人が増えたのだから、来月以降が非常に楽しみだ。

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