MBA留学に必要な投資と資金繰り

MBA留学に必要な投資と資金繰り

MBA留学において最も必要なものとは…

MBA留学において一番必要なもの、それは「お金」です。

もうこの一言に尽きます。

MBAはどれくらいお金がかかるのか?

MBAは受験プロセス中からひたすらお金がかかります。

TOEFLを受けるのにもお金、GMATを受けるのに更に高いお金、スコアの詳細を見ようと思ったらまたお金…。
予備校に通ってしまったらもう後には引き返せません。

しかし、スコアメイク後はこんなものでは済みません。

カウンセラーと1時間話す毎に3万円がかかる生活が始まります。
エッセイを少し直してもらって1万円、面接練習で3万円…。
このあたりから本格的に金銭感覚がおかしくなってきます。

しかし、念願の合格を勝ち取ったところが本当の悲劇が始まります。
まず、Deposit 10万円を払って席を確保します。

またしかし、そんなのはもはや小銭で、本チャンは学費及び生活費です。

ちなみに世界で最も高いと言われているスタンフォードの2019年度Cost of Attendanceはこちら!(1年あたりです。というか10ヶ月。)

ざっと独身×寮住まいで1年あたり1,250万円~1,300万円です。
既婚×近所住まいであれば、1,500~1,550万円…。

上記はベースコストに過ぎないので、他にも車だったり(ベイエリアでは必須)、家具だったり、学生企画の準公式海外旅行だったりと、一瞬で破産する勢いでお金がかかります。

ちなみに、自分が住む寮はまだ未定なのですが、恐らくSchwab Residential Center(1997年築)または隣接しているHighland Hall(2016年築)になります。
2人でのルームシェアとなっており、一人あたり約50平米なので、アメリカ水準ではかなり狭い部屋です。
寮はキャンパスに併設してある為、市街からは離れています。

…そんな物件、なんと月々20万~21万円になっております!!
(勿論、食事は別)

…と、休職して渡米する身からすると、お金はいくらあっても足りません。

ちなみに受験中はそんなことを考えている暇さえなかったので、お金で時間を買い続けてましたが、合格後、冷静に計算してみて卒倒しそうになりました。(つい数週間前)

どうやって留学費用を工面するのか?

最近は資金調達方法しか考えていないのですが、
その調べた結果を、今後同じように苦しむ方々に共有できればと思います。

1. 大学院のFinancial Aid

まず、何より学校側のFinancial Aidですね。

上記Cost of Attendanceもそうですが、学校側が開示しているのはあくまで「定価」です。
その支払い余力がないと思われる人には学校側が各種費用をディスカウントしてくれます。
大体どこの学校も、Admit直後にFinancial Aidの申し込みが始まります。

ただ、これは社費留学の場合は、基本的に利用できません。(そもそも学校側はこの定価で確実に払ってくれるから社費を好む要素が少なからずある訳で…。)

自分は幸か不幸か学費部分に限って会社が負担してくれる条件を勝ち取れましたので、これは適用外です。

とはいえ、会社に戻らないと全額返済なので、辞める確率が高い人は最初から私費としてFinancial Aidを狙った方が良いかもしれませんね。
(給料が出るような最強の社費は、すぐ辞めて学費を返済するにしても、実際に貰っていた給料と相殺できるので、絶対に社費で行くべきだと思いますが)

2. 奨学金

私費・社費問わず、目指すべきはこれでしょう。

日本の大学の「奨学金(という名のローン)」ではなく、基本的には返済義務なしの奨学金がほとんどです。

ここまで「お金!お金!」とばっか言ってきたくせに何言ってんだよ、といわれそうですが、奨学金は金銭的援助が貰えるだけじゃなく、奨学生ネットワークが得られることがかなり大きい利点なのではないか、と思います。

例えば、自分が幸い奨学生として選ばれたフルブライト奨学金は1952年から始まった奨学金で、日本人だけで6,500人の「フルブライター」が様々な分野で存在します。(MBAはかなりマイノリティー)

様々な年齢・分野のプロフェッショナルに交流する機会があり、リーチしやすくなるのは、将来何をするにも便利だと思っています。
(フルブライトの詳細についてはまた別の記事を書こうと思います。)

僕はMBAのApplicationが色々と追い付いていなかったので、本丸のMBA受験中はフルブライトにしか申し込めませんでしたが、
しっかりと余裕をもって準備されてる方は色々と申し込んでみると良いと思います!
(応募時期がMBAのApplicationより早いものも多い為、思考をまとめる良い機会になります。)

MBA生が目指す代表的な奨学金を下記にまとめておきました。

奨学金名 時期 給付内容 特色
フルブライト奨学金 留学前年5月~ -初年度分の全額支給+2年目更新(250万円迄)
-往復旅費
-フルブライト保険 等
-最も歴史・ブランドのある海外留学用奨学金
-MBAは完全な少数派(毎年1~2名程度)
-米国スクール限定
-しかし、卒業後2年間の日本滞在義務が…
伊藤国際教育交流財団日本人奨学金 留学前年8月~ -授業料(年間300万円迄)
-生活費(月額20万円)
-往復旅費
-恐らく最も支給金額が大きい
-手書きを求められる記入カ所が多い…。
中島記念国際交流財団 留学前年8月~ -授業料(年間300万円迄)
-生活費(月額20万円)
-支度金50万円
-対象分野が「情報科学・生命科学・経営科学」で、MBA受験生がどの程度受給しているかが不明…。
平和中島財団 留学前年9月~ -月額20万円
-往復渡航費
-Applicationが最もシンプル
孫正義育英財団 留学当年2月~ -勉強必要な範囲で全額支給 -給付内容が自由過ぎる最強の奨学金、だが相当なスペックでないと厳しそう…。
神山財団奨学金 留学当年3月~ -年間100万円
-海外合宿への渡航費・宿泊費 等
-まだ若い奨学金だが、財団・奨学生同士の繋がりが非常に強い
-給付金額よりも理事・アドバイザー・過去の奨学生からの手厚いサポートが貴重

個人的には孫さんの奨学金にApplyしてみたかったですが、2nd RoundのInterview真っ只中だったので、断念しました。
そういった意味でも1st RoundでのApplyはお勧めかも。

3. ローン

最終的にはもう借金です!

地方自治体や金融機関の教育ローンはその他ローンより多少金利が低く、それぞれ200万~400万程度借りられます。

僕は元々少ない貯金を留学準備で蒸発させた為、会社から600万円~1,000万円を生活費+α(学費以外全て)として借りる予定です。
(給与とみなされないように金利は設定されていますが、その他ローンと比べて良心的)

他の受験仲間で多く見受けられたのは、親から借りるという親ローンでした。

もうここまでくると金銭感覚がおかしくなりきっているので、これは自分への投資だと信じて割り切るしかないと思います。

自分自身に投資している分には、自分の努力次第でリターンを得られますし、
どこかの会社に投資するより不確実性をやる気次第で抑えられるので、結構筋が良い投資なのでは?とか思っちゃってます。

まとめ

  • 時間さえ捻出できるのであれば、奨学金は出来るだけ受けると様々なメリットがある!
  • 借金は自分への投資!自分に投資する分にはやる気次第で回収できる!(はず!)

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